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現在、日本は「2025年問題」という大きな節目を迎えています。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者となる超高齢社会において、いかに「健康寿命」を延ばすかが喫緊の課題となっています。
皆さんは、日本人の平均寿命と、元気に自立して過ごせる「健康寿命」の間に、約10年前後の差があることをご存知でしょうか。ある資料によると、男性で約9年、女性で約12年もの間、何らかの介護や介助が必要な期間があるとされています。この差を縮め、最期まで自分らしく生活するために欠かせないのが「口腔機能(お口の力)」の維持です。
高齢者の死因として非常に多い「肺炎」ですが、80歳以上の肺炎の約80%は、お口の機能低下が原因で起こる「誤嚥性肺炎」です。食べ物や唾液が誤って気管に入ってしまうことで発症するこの病気は、お口の筋力や飲み込む力が維持されていれば、防げる可能性が格段に高まります。
お口の機能がわずかに衰えることを「オーラルフレイル」と呼びます。
お口の機能が落ちる(噛めない・むせる)
柔らかいもの、食べやすいものばかり選ぶ(食の偏り)
栄養不足から全身の筋肉が落ちる(低栄養・サルコペニア)
活動量が減り、さらに心身が衰える
という「フレイルサイクル(虚弱の連鎖)」に陥ると、要介護リスクは2.4倍、死亡リスクは2.1倍に跳ね上がります。
当院では、この連鎖を入り口で食い止める「口腔機能管理」に力を入れています。「最近、少し食べにくくなった」という些細なサインを、命を守るためのチャンスと捉えて、一度ご相談ください。