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今回は、仕事や日々の生活で忙しい20代・30代の方に向けて、お口の健康管理についてお話しします。
「特に痛くないし、歯医者は後回し」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、この時期の過ごし方で、将来のお口の状態に大きな差が生まれます。
「20代のうちは痛くなってから歯医者に行けばいい」と考えてしまいがちですが、統計データはその考えに警鐘を鳴らしています。
定期検診を継続している人: 80歳時点の平均残存歯数 約15.7本
痛い時だけ受診する人: 80歳時点の平均残存歯数 約6.8本
(出典:日吉歯科診療所 18年間の長期症例報告、および厚生労働省「歯科疾患実態調査」の傾向より推計)
親知らずを除く28本の歯のうち、定期検診を受けているかどうかで、将来的に約9本もの差が開きます。歯が10本を切ると、食事の楽しみや会話のしやすさが大きく損なわれ、義歯(入れ歯)への依存が避けられなくなります。
「検診代がもったいない」という感覚は、長期的には逆の結果を招きます。
歯科治療費のシミュレーション
予防中心の場合: 生涯でかかる歯科費用は、定期的なメンテナンスを中心に約100万〜150万円程度。
重症化後の治療中心の場合: 抜歯後のインプラントやブリッジ、入れ歯の作製、再治療を繰り返すことで、生涯費用は450万円以上に達することも珍しくありません。
(出典:雑誌「プレジデント」等における歯科医師らによる試算モデルより)
つまり、20代から予防を習慣化することで、将来的に約300万円以上の支出を抑えられる可能性があるのです。
ただし、より重要なのは金額だけではありません。
歯は、治療を繰り返すたびに削られ、弱くなっていきます。
最終的には神経の治療や抜歯に至るケースも少なくありません。
一度失った歯は元には戻らないため、「治療を繰り返さないこと」自体が大きな価値になります。
予防は、費用を抑えるだけでなく、ご自身の歯を守るための最も確実な方法です。
香川県歯科医師会の調査(※1)では、「歯が多く残っている人ほど、年間の総医療費(歯科以外)が低い」というデータも出ています。
歯が20本以上ある人は、0〜4本の人に比べ、年間の総医療費が約17万円〜19万円低い。
(※1 出典:香川県歯科医師会「歯の健康と医療費に関する実態調査」)
ここまで20代からの重要性をお話ししてきましたが、30代、40代、あるいはそれ以上の世代の方にとっても、決して「もう遅い」ということはありません。
歯科疾患、特に歯周病は30代からリスクが急増します。「もっと早く来ればよかった」と後悔するのではなく、「今、この瞬間に気づけたこと」を前向きに捉えてください。
今日から適切なケアを始めれば、5年後、10年後の歯の寿命を確実に延ばすことができます。気づいた時に始めることが、あなたにとっての「ベストタイミング」なのです。
田尻下歯科医院では、患者様の将来を見据えた「守るための歯科医療」を提供しています。
厚生労働省認定の「口腔機能管理強化型歯科診療所」:当院は、継続的なお口の管理を保険診療の枠組みで行える体制を整えています。
専門医・認定医による精密な診断:東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)等で研鑽を積んだ歯科医師が、20代からシニア世代まで、一人ひとりのリスクに基づいた予防プログラムを立案します。
「一生、自分の歯で」を支えるパートナーとして:現在の状態がどうであれ、私たちは「これからどう守るか」を最優先に考えます。決して手遅れとは言いません。
歯科医院は、痛くなってから駆け込む場所ではなく、「人生を豊かにするために通う場所」であってほしい。私たちはそう願っています。
データが示す「健康な未来」へ向かって、一緒に歩んでいきませんか?
お口のことで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。